秋晴れの日 待望の稲刈

田植えをしてから 米作り師匠が 早朝・夜中も見守って育てた『ひのひかり』

ようやく稲刈りができるまでになりました

田んぼに引く水の量 害虫への注意 台風の心配 全く雨の降らない夏

さまざまな障害を乗り越えて稲が育ちました 秋晴れのもと待望の稲刈です

大分県宇佐市安心院町佐田の里は抜けるような青い空 ・・・ しかし

数日前まで この時期にしては 本来降って欲しくない雨の日が続いていました

自然ばかりではなく 政治にも翻弄され続けてきた米作り 生産者の気持ちが

ほんの少しですが この5ヶ月で私にも感じれるようになったと思います

ありがとうございます!!

農業政策は効率を重視し 大規模化を促す方向であることがよくわかります

結果は 農業従事者を農業から遠ざけ 後継者不足を招いています

効率の良い農業は 生産品の価格低下を招き 過当競争・衰退の原因となります

成果だけを求めるのではなく 働くことの意味やプロセスを重視する方向に切り替え

新しい視点で世界を見直すことが必要なのではないでしょうか

4〜5粒の種籾から 25本ほどの穂が出るまで株ができ 一つの穂に80粒くらいの

米が収穫できるそうです その籾を収穫・運搬・乾燥・計量してようやく玄米です

私たちの食卓に上がり 食べることができるまでに どれほどの手間が掛かっているか

改めて感謝します


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